広島市中区大手町の甲状腺疾患専門のクリニック

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2023.05.15

マレット指

なんと!3ヶ月ぶりの更新でございます✨

この間の出来事をざっとダイジェストでお送りいたしますと…

 

まずはクリニックの歌姫M島ねぇさんのお誕生日🎂

 

カプリコマイク🎤を手に、アルデバランを熱唱していただくというサプライズを企画。

むしろこちらにしかメリットがない気もしましたが…(^o^;)

素敵な歌声を♫ありがとうございました🎤

 

それから、接遇の見直しを図る一環として、フリーアナウンサー宮前先生の「コミュニケーション研修」を受講。

先生の所作の美しさ、コミュニケーション能力の高さ、素晴らしすぎました✨

引き続き患者さまからの声もひとつひとつ大切にしていきたいと思っております。

何かございましたら、屈託のないご意見を是非お聞かせくださいませ。

 

そして、私、今年も母校で「キャリア講座」でお話させていただきました。

後輩たちにとにかく伝えたかったことは…

どんな仕事でも楽しんで、そして、人生そのものも楽しんで。そのためにはLet’s action!人生を変える出会いは自らの手で手繰り寄せることが大切!

伝わってくれているといいのですが。

お世話になった懐かしい先生方にも再会することができました✨

いや〜30年という歳月を感じます…

 

で、5月から、クリニック内の最年少スタッフAちゃんがフルで働いてくれることに👏

 

飲み込みが早く、順応性に長けていて、いやー先が楽しみ❤

そして若い子と働くことは、私のアンチエイジングの源です✨皆様、よろしくお願いいたします!

 

そうそう、クリニックではスタッフたちの声に応えて、1月より定期的に勉強会を開催しております。

プロ意識を持ってこうして学びたい気持ちを持ってくれることが本当に喜ばしい✨「プロフェッショナルとしての専門性の追求」は、クリニックで大切にしていることの一つです。

 

それから、ようやくコロナが5類移行へ✨

受付のパーテーションもなくなり、採血台もオープンにしました!

 

患者さまとの距離も元に戻り、ようやく日常が戻ってきた気がしますーーー🙌

 

 

そんな日々の中でこの3ヶ月、私を悩ませ続けていたのが…

 

「マレット指」

 

我が身に突然ふりかかってきました、このマレット指。

ただ普通にある日、小指をついて起き上がっただけ。痛みもなく、なんかプチっといったような、いわないような?程度の違和感があった後、ふと見てみると右手の小指の関節が曲がったまま変形してるじゃないですか。

しかも、自分の意志とは無関係に曲がったまま。というか、伸ばせないーーー???

専門外の領域のことは素人同然。整形外科医の知人に写メしてようやく診断がついた次第です。

 

こうして患者となった私が向かった先は、「手の外科」の神、K森先生のいらっしゃる馴染みあるT総合病院。

 

特に何をしたわけでもないんです。本当に僅かな力がかかっただけだったんです(T_T)

と状況を説明する私に、K森先生から一言。

「まー腱も老化しますから。」

…へ?今なんとおっしゃいました??

まだ私、40代ですけどー。

しかも指、まだあと9本ありますけどー。他の指も同じようになる可能性があるわけ??ーーー?!

この先が不安しかなくなったのでした。

 

というわけで、「マレット指」は当クリニック内ではトレンドワードに急上昇 📈

 

結局1ヶ月経っても固定だけでは治る気配のない小指は、最終的に手術してピンを入れて固定することに。

手術する側が、手術される側へ…。帝王切開以来の手術。

 

手術室って、寝て天井を見上げると、結構緊張するのねー(@_@)

局麻って痛いのねーー(@_@)

タニケットも、これまたまた痛いのねーーー(@_@)

よい患者体験ができました。

 

術後はこんな状態―

これで明日から診療できるのか?

細胞診、どーするの?

直腸診、どーするのーー??

幸い、怪我したのが小指だったので、諸々クリアできたのでありました。

途中、指先をぶつけて密かに悶絶する事態は多々とありましたが。

 

しかも、朝の体操も普通にやったし。いや、普通ではないか…

 

 

そんなある日のこと、ある患者さんが右手の人指し指に大きな包帯ぐるぐる巻の状態でご来院。

 

採血時のこと

ナース「その指、どうされたんですか?」

患者さま「あ、マレット指って知ってます?」

その場にいたスタッフ全員が、もちろん、知ってます…と心のなかで叫んだとか。

 

なんてったって、クリニック内のトレンドワードですけー。

 

診察室では、にこやかに小指を立ててお出迎えをする私。

「〇〇さん、おんなじです。私もマレット!」

「えっー?!先生もですかーーー???」

2人で無理やり矯正的に真っ直ぐに固定されて太くなった指を「マレット、マレットー」と言いながらフリフリさせ、頑張りましょうねー!!と、よくわからん戦友にでも出会ったような親近感。

ただ一つ違ったことは、〇〇さんは、趣味のブラジリアン柔術をしていて負傷したと…なんか、カッコいい切れ方じゃん。私のように、ただ普通に生きていただけで腱が切れたわけではなかったのでした (T_T)

 

 

そうそう、このぶっとい指期間におもしろエピソードがもう一つ。

ある日の昼下がり。

自営をされている方はご存知かと思いますが、クリニックでも日々の両替が必須です。いつもの如く、お昼休みに銀行のATMへ両替に行ったときのこと。

 

50円1本(ATMでは1回1本、50枚しか両替できない縛りあり)をゲットするため1万円を投入した私。

そうすると、端数の500玉が1枚右上にある「小銭返却口」から返却されるわけです。

 

なんの気なしに手を伸ばして取ろうとすると、

あれ?指がたわん?!

 

そう、ぐるぐる巻小指が長すぎて、そっちが先に壁に当たってしまい、他の4本指が500円玉に届かない事態に。40数年身体が覚え込んでいる、「いつもの身幅」との違いに、脳内パニック!!!

そうなると人間の心理って不思議なもので、逆にもっと果敢に攻めちゃう。

指の角度を変えながら、同じことを何度も繰り返し、あれ?あれ??って。

何回やっても500円玉はどこまでも遠く…。そうこうしていると、ATMって、段々ポロロロン〜♫の警告音が大きくなるじゃないですかー!

ぎゃーだって指がたわんのんよー!のやり取りを数回繰り返して、ようやくふと冷静になった私。

あ、反対の手が使えるじゃんね。普通に取れたわ。

はよ気づけよ…

という、ほんの数十秒間の1人喜劇を満喫したのでした。

 

そんな生活も遂に終焉を迎え、先週の水曜日に抜釘の手術を受けて参りました。

 

その日の午前中は、自分が手術をする側。

手術室の掲示板の予定表に、私の名前を発見!!!👀なんか不思議な感覚〜

 

で、午後からは患者に…

 

そして、術後。

今回もK森先生を始め、手術室のスタッフの方々には大変お世話になりました。

これからリハビリの日々です。頑張ろ。

 

長々と、ご覧頂きまして、ありがとうございました。

これからはもう少しマメに更新してまいります!

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