最近、健診で頸動脈エコー検査やCT検査で偶然甲状腺にできもの(腫瘍)が見つかる機会が増えています。
甲状腺にできるできものは、一般的に8割は良性と言われておりますが、「甲状腺がん」ができていることもあります。
良悪性を区別するために必要になってくる検査が、「穿刺吸引細胞診検査」です。
これは、エコー検査で甲状腺のできものを確認しながら、採血の際に使用する針と同じ太さの針を直接刺して細胞を採取する検査になります。
昨年度の、その検査の件数(のべ件数)を集計いたしましたので、本日ご報告いたします。
ジャーン!
上半期:245件
下半期:238件
合計:483件/年
健診施設やかかりつけの先生方からのご紹介、あるいは当院のホームページを検索してご自身でご来院くださったりと、受診いただいた理由は様々ですが、これだけ甲状腺のしこりが見つかるのです!
自覚症状のある方は少ないのが現状です。
そして、20〜30名の方に実際甲状腺がんが発見されました。
甲状腺がんは90%以上が「乳頭がん」という、ゆっくりと進行するとてもたちの良いがんと言われております。最近では、できている場所にもよりますが、1cm以下の微小がんであればすぐに手術をせず慎重に経過観察も可能です。また、適正な治療を受けることで、予後はとても良いかたがほとんどです。
しかし一方で、放置してしまうと、気管や反回神経などの大切な臓器に浸潤してしまったり、リンパ節に転移することもあります。
ですから、早期発見をすることがやはり大切だと思っております。
ご不安な方は、いつでもご相談くださいね。
本日は土曜日。
というわけで、こちらを飲んで頑張りましたーーー。
レッドブル好きの私にスタッフC美が教えてくれて、最近ハマってます ✨
そして、こちらの彼女はリポD派!
今日もよく頑張りましたーーー
また来週!!!